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/// Bloodbath - Unblessing the Purity (レビュー) /////
バンドメンバー各々が既に知名度の高いバンドに在籍していて、且つ、どの楽器パートもやろうと思えばこなせるどころか、プロデュース業もできるという(スタジオ所有)、恐ろしい能力者集団が結成したスウェーデン至宝のデスメタル界のオールスターバンドBloodbath。気づいたら今年3月に新譜-EPをリリースしていたのでiTunes Storeで購入しました。
Bloodbath - Unblessing the Purity (レビュー)_e0143594_19433094.jpg
プロジェクトバンドのため、ラインナップも不安定で、前作リリース後にPeter Tagtgren (ex.Hypocrisy)が脱退したのは知っていましたが、後釜にMikael Akerfeldt (ex.Opeth)が電撃復帰。かと思いきや、デスメタル界の"小室哲哉"ことDan Swano (ex. Edge of Sanity)が脱退しており、後任にPer Eriksson (ex.21 Lucifers)が加入しております。

90年代の雰囲気を今でも体現する渋~いスウェディッシュデスサウンドが聴き所のバンドですが、今作は前作で見受けられたブラストビートの大幅導入に伴う過激さに一段と拍車がかかり、かなりストレートな作風に仕上がっています。すなわち、#4を除き、頭から有無を言わさずほぼ爆走状態。

ストレートになった分、聴き手の不安感を煽るクセのあるメロディー使いは比較的後退した感がありますが、やはり禍々しいデスラッシュな曲調の中においてもその独特の暗く湿り気を帯びたメロディーなりコード進行なりが輝きを放ちます。復帰したMikael Akerfeldtのドスの効いたグロウル・ディストーションVoもカッコいいの一言。
Bloodbath - Unblessing the Purity (レビュー)_e0143594_2021994.jpg
ブラストビート増強による過激な変化に対し大いに歓迎だった前作。この方向をより進めたものを聴いてみたいとは思っていましたがその要望にストレートに答えてくれました。これこそがスウェディシュデスだと思わせる至高の作品。

お薦めは#2。陰湿且つ不穏なメロディーを纏いつつ、緩急つけて爆走する様は鳥肌モノ。私的にはこの1曲のみで飯が何杯でもいけます(笑)
2008年度の私的BEST10入りは早くも確定か!??・・・単なるEP/MCDと侮ることなかれ。

♪ 試聴は こちら から
Written by Kaz